ブラックジャックのファイブカードルールを解説

ブラックジャックでは、プレイヤーがバーストせずに5枚のカードに到達した場合、自動的に勝利となるルールがあります。
ここではブラックジャックのファイブカードルールについて、わかりやすく解説していきます。
ブラックジャックのファイブカードルールとは?
ファイブカードルールとはプレイヤーがバーストせずに5枚のカードを集めれば、自動的に勝ちとなるブラックジャックのルールの一つです。
これは「5カードチャーリー」と呼ばれ、ハウスエッジは1.46%。ちなみにカードが7枚だと「7カードチャーリー」でハウスエッジは0.01%、6枚だと「6カードチャーリー」で0.16%となります。
21にならずに5枚、6枚、7枚のカードを引く確率は、それぞれ50:1、400:1、4600:1となっています。
5カードルールのメリットとデメリット
【メリット】
5カードチャーリーはハウスエッジを考えると常にプレイヤーに有利なルールなのが最大のメリットです。カジノ側には不利なので、ランドベースのカジノではほとんど導入されていません。
【デメリット】
5カードチャーリーのデメリットは、ゲームの進行が遅くなることです。このルールが導入されていると常に何人かのプレイヤーが5カードチャーリーを狙うので、皆それぞれじっくり考えたり多くのカードをもらおうとします。結果、ゲームの進行がノロノロ運転になり、イライラすることにもなりかねません。そういった場合、冷静さを欠いて誤った選択をしがちになり、勝率や利益を上げるチャンスに影響を与えてしまうこともあります。
ブラックジャック5カードチャーリーの戦略
ファイブカードチャーリーのルールを利用して勝率を上げるためのコツをご紹介します。ギャンブルなので、絶対に勝てるかはもちろん保証できませんが、これらの戦略に従えば、最終的にプラス収支になる可能性が高くなります。
1. ヒットとスタンドのタイミング
- 手持ちのカードがソフト17以下ならヒット
- ソフト21までの4枚のカードを持っている場合はヒット
- ハード17以上のカードを持っていたらスタンド
- 7以上のカードを持っていて、エースがなく、手札の価値が12から16の場合はヒット
- すべてのカードが2から6の値を持ち、手札の価値が13以上の場合、すでに4枚のカードを持っている場合を除き、スタンド
2. ダブルダウンのタイミング
- ハード10またはハード11でダブルダウン
- 全てのカードが低価値の場合は、ソフト15から18でダブルダウン
一般的にダブルダウンはブラックジャックでは使い古された戦略ですが、使うことで有利になるケースもあります。自動勝利を利用して賞金を2倍にすることが可能なので、4枚のカードを集めてバーストせずに5枚目のカードでダブルダウンしてください。4枚以下の場合は、5枚のカードを狙うべきかダブルダウンでこの機会をとばすか、どちらの道が良いか考えてみましょう。
3. ファイブカードチャーリーが出ることを期待しすぎない
ファイブカードチャーリーは確率的に50ラウンドに1回くらいしか来ないので、あまり期待しすぎないで基本的には他のブラックジャックゲームと同じようにプレイしましょう。5カードルールがあるからといって、ゲームのやり方を大きく変える必要はありません。
ブラックジャックのチャーリーの種類
ブラックジャックでは5枚のカードを集めるファイブカードチャーリーだけではなく、他にもバリエーションが存在します。カードが1枚増えるごとにその数字をつけて〇〇チャーリーと呼ぶのが一般的です。
- シックスカードチャーリー
- セブンカードチャーリー
- エイトカードチャーリー
- ナインカードチャーリー
- テンカードチャーリー
なかなかルールとして導入している機種は見つかりませんが、5カード、6カード、7カードあたりまでなら実際に存在しており、オンラインカジノでプレイすることができます。
まとめ
ブラックジャックはルールのバリエーションが豊富なので、自分が気に入ったルールの台を探して遊ぶというのも一つの醍醐味です。ファイブカードルールのように、プレイヤーに有利となる特殊ルールを採用したテーブルを探してみるのも面白いですね。